ママと子供が自分らしく生きるメンタルを手に入れる!
メンタルコーチの毛利美由紀です

最近、夫婦で

『両家の老後の介護はどうするか?』

という話をしました。

私は元々は看護師ということもあり、

医療的ケアがあっても、そこは問題なくできるし、

おむつ交換もそんなにハードルは高くないんです。

むしろ看護師として働いていた時は、

患者さんが楽になることが嬉しいので、

「出てよかったね〜〜!!」

と言っていました。

人間の生理的現象なので、出ないほうが大問題なため、

苦ではありませんでした。

だから、もしどちらかの両親に何があっても、

介護をするのは私だろうと

ずっと思っていました。

今回の話し合いで、

『資格もあるということで、

期待されていると思っているかもしれないけれど、

背負わなくていいからね」

と言ってくれた旦那さん。

期待されているから応えるというわけではないのですが、

環境や経験を考えても私が適任。

そして、

自分の中で、価値観が明確になっているからです。

価値観とは、

自分が大切にしている部分のことを指します。

一つ例をあげると、

私の食の価値観と両親の価値観は違います。

それは、私が正しい、相手が間違っているということではなく、

それぞれ大切にしたいものが違うだけ。

なので、相手の食の嗜好も尊重しますが、

我が家も大事にしているものをそのまま大事にしていきます。

(受け止めるけど、受け入れませんというところになります^^)

もう一つは、

助け合いはするけれど、依存関係にはならないということ。

私が家族の関係性で大事にしている部分です。

もしかしたら

身の回りのことを色々やってくれる人が優しいという風に捉えられがちかもしれません。

しかし、残存機能の維持・向上という点で、

やってあげてばかりいたら、相手の残された機能・能力を奪うことになります。

自尊心を保つためにも、

『自分の機能をなるべく維持し、増やすこと』

非常に大事かと思っています。

あとは、できないという限界値を知っているということも重要です。

私は痴呆があると、

家庭で介護するということは

難しいと思っています。

その時は、正直に「介護はできません」と伝えてありますし、

それについても旦那さんは

「それはもちろん、家庭が崩れてしまうこともあるから」

と言ってくれました。

介護に関して、

私が適任というだけで、

介護を担うわけではなく、

旦那さんが、

守ってくれるという安心感や

何かあったら相談できる、

ただ単に私に押し付けないということがあるので、

『やれるかも』という気持ちもあります。

価値観が違うことも多いけれど、

お互いの存在や価値観を尊重していることで

乗り越えられるんではないかと思っています。

同居は

それぞれの価値観が交差するので、

本当に大変かと思います。

それぞれ、育ってきた環境や経験したものが違えば

価値観が違って当たり前なんですが、

そこをどこまで、

受け止め、受け入れるか。

その点も明確にしておくことで

トラブル回避にもなるかなと思います。