ママと子供が自分らしく生きるメンタルを手に入れる!
メンタルコーチの毛利美由紀です


兄弟がいると、
ほぼと言っていいほど悩まされる
『兄弟喧嘩』
親からしたら、
そんなに嫌なら離れたらいいのに、、、。
となりますよね😅

我が家は
上から
男・女・男の3人兄弟になります。
3人目が産まれてから
頻回となった上の子と中間子の兄弟喧嘩。
上の子は男の子、
中間子は女の子
ということで、あまり手が出ることはありませんが、
まあ〜うるさいこと、うるさいこと(笑)

ただ、
我が家は、
喧嘩をし始めると、
最初は見守り、
どちらかが怪我をしそうになったり、
主張がかなり一方的すぎたり、
拗れすぎラリ、
泣き出したら止めに入ります。


ここで、
止めに入る時に
どちらが悪いか正しいかという
ジャッジはせずに、
両者の言い分を下記の流れに沿って聞いていきます。

①状況の確認をします。

②どうしてそのような行動に至ったかの理由を聞きます。

③その時の感情を言語化していきます。

④本当はどうして欲しかったかを確認します。

⑤次にどうしたらいいかを一緒に考えます。

特に意識しているのは、
子供達に「自分の感情」や「本当の思い」に気づかせる質問をしながら、
ヒアリングしています。

ただ、
両者の言い分や感情を確認していく中で、
絶対してはいけないこと、
それは、
『否定すること』
『ジャッジすること』
『叱りつけること』
『無理に仲直りをさせること』
です。
これに気をつけて、お互いの言い分を聞いていきます。

毎回ではないにしろ、
喧嘩をすることで
『何を気づくか』
そこを大切に質問していきます。

勿論、喧嘩をすることによって、
人とのコミュニケーションや関わりを学びますが、
喧嘩することで、
自分の感情の原因に気づいたり、
それを言語化し、
それを相手にどう伝えるか
という学びの要素も多いのです。

最近、我が家でも喧嘩がありました。

GWの時に、子供達がブロックで遊んでいて、喧嘩をし始めました。
一通り終わって、
主人が喧嘩の仲裁に入ったところ、
主人は、長男に大人な対応を求めていたので、
『これはまずい!』
と思って、仕切り直して話を聞いてみることにしました。

事の経緯を簡単にお伝えすると、
中間子の娘がブロックで遊んでいました。
そこに一番上のお兄ちゃんが、
もう使わないブロックがあり、
それで一番下の子にロボットを作ってあげていました。
その時に、中間子の娘が
「今使っているのにーーーー!!!!」
と怒りはじまたのが、喧嘩の発端でした。

両者に状況を確認して、
娘の感情を聞いてみると、
私なりの解釈にもなりますが、
「もしかしたらやきもちじゃないかな?」
と確認してみました。
それに対して、娘は、
『自分のモヤモヤした感情』と『ヤキモチ』というのが合致して
腑に落ちたんでしょうね、
なんだか嬉しそうにしていました。


3番目の子が産まれるまで、
上の子と中間子は本当に仲が良くて、
上の子も中間子に対して
「大好き〜〜」
となっていたのに
3番目が産まれてから、
上の2人はギスギスしていることが多かったんです💦

勿論、家族が増えるという
新しい環境のストレスもあると思いますが、
中間子の娘にとったら
大好きなお兄ちゃんが3番目の赤ちゃんを溺愛していたので、
大好きなお兄ちゃんが撮られたような、
娘にとったら、ちょっと寂しかったのだと思います。

実は、その日から
2人の関係性が非常に変わりました。
勿論、自分の主張はしていますが、
伝え方がとても優しくなり、
2人の和やかな時間が増え、
以前のように仲良くしている姿が見られるようになりました。

『きょうだい喧嘩に親が介入しない方がいい』
『子供同士のことだから放っておけばいい』
という言葉もよく耳にしますが、
私は、
『介入するかしないか』
そこが重要ではなく、
『適切なタイミングで
適切な介入かどうか』
が重要だと思います。

兄弟喧嘩は
コミュニケーション能力や社会性を身につける機会でもあるけれど、
気持ちを言葉にする、
表現方法を学ぶ良い機会であります。
もし、子供たちだけで解決が難しいようだったら、
サポート役として話を聞いてみてください^^